Now Loading

PF管・CD管など電線管の種類と使用する場面

PF管の特徴と使用する場面

PF管は合成樹脂製の可とう性電線管で、手で自在に曲げられるため配管作業がスムーズに進みます。樹脂素材ならではの耐久性・耐食性を備えており、屋外配管にも対応可能です。加えて自己消火性を持つため、露出配管・隠蔽配管のいずれの現場でも採用されています。

PF管使用場面

【 PF管のサイズ選定表 】

CD管・PF管の太さの選定表(内線規程JEAC8001-2016抜すい)

電線太さ 電線本数
単線
(㎜)
より線
(㎟)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
CD管および合成樹脂可とう管の最小太さ(管のよび方)
1.6   14 14 14 14 16 16 22 22 22 22
2.0   14 14 14 16 22 22 22 22 22 28
2.6 5.5 14 16 16 22 22 22 28 28 28 36
3.2 8 14 22 22 22 28 28 28 36 36 36
  14 14 22 28 28 36 36 42 42    
  22 16 28 36 36 42 42        
  38 22 36 42              
  60 22 42                
  100 28                  

〔備考1〕電線1本に対する数字は、接地線および直流回路の電線にも適用します。
〔備考2〕本表は、実験結果や経験に基づき決定したものです。

PFS管とPFD管の違いと使い分け

PF管には構造の違いにより「PFS管(単層タイプ)」と「PFD管(複層タイプ)」の2種類があります。自己消火性を持ち露出配管・隠蔽配管の両方に対応できる点は共通ですが、耐候性やコストに差があります。

項目 PFS管(単層構造) PFD管(複層構造)
構造 単層(1層) 複層(2層)
耐候性 標準的 より高い
価格 比較的安価 PFS管より高め
主な使用場面 一般的な露出・隠ぺい配管 太陽光発電設備の引込み配線など、一日中紫外線にさらされる厳しい環境

通常の屋内外配管であればPFS管で十分に対応できますが、太陽光パネルの配線や屋上・屋外への長期露出設置など、紫外線を強く受ける現場ではPFD管が向いています。設置環境とコストのバランスを踏まえて選定してください。

VE管の特徴と使用する場面

VE管(硬質塩化ビニル電線管)は塩化ビニル製の直管タイプの電線管です。耐候性・耐水性に優れているため、実際には電柱からの引込み立ち上げ配管や屋外の露出配管、地中埋設配管など幅広い場面で採用されています。可とう性を持たないため、複雑に曲げる箇所ではPF管など可とう管との併用が必要です。標準色はグレーですが、ベージュ色の製品(未来工業製のJ管など)も流通しています。

VE管使用場面

CD管の特徴と使用する場面

CD管も合成樹脂製の可とう電線管の一種ですが、自己消火性を持たず紫外線にも弱いため、屋外での使用はできません。使用する際はコンクリート内に埋め込むか、金属製のダクトや電線管に収める形での施工が必須です。

CD管使用場面

FEP管の特徴と使用する場面

FEP管は波付き構造を持つ硬質合成樹脂電線管です。表面の波形状によって荷重によるたわみが抑えられ、通線作業がしやすいのが特長です。地中埋設用の管路として定番の存在で、内径30mm程度から100mmを超える大口径タイプまでラインナップされています。

FEP管使用場面

G管の特徴と使用する場面

G管(厚鋼電線管)は内外面に溶融亜鉛めっき処理を施した肉厚の金属製電線管です。耐候性が高く、外部からの衝撃にも強い機械的強度を備えているため、屋外配管にも対応できます。

G管使用場面

E管の特徴と使用する場面

E管(ねじなし電線管)はねじ加工を行わないタイプの金属電線管です。ねじを切る前提の電線管は強度を保つために肉厚を厚くする必要がありますが、E管はねじ加工をしない分、肉厚を薄くでき、結果として薄鋼電線管よりも内径にやや余裕が生まれ、電線を多く収容できます。薄鋼電線管と同じく、基本的には屋内配管向けの製品です。

E管使用場面

C管の特徴と使用する場面

C管(薄鋼電線管)は肉薄な金属製の電線管で、主に屋内での使用を想定した製品です。樹脂製の電線管と比べて耐衝撃性には優れますが、耐候性は低いため屋外配管には適しません。

C管使用場面

PF管を買う際に気になる疑問点

PF管は屋外で使える?

屋外で使えます!
PF管は合成樹脂そのものに耐候性があり、加えて自己消火性を備えているため、屋外配管としても使用できます。
PF管は耐候性があります

耐候性

PF管は自己消火性があります

自己消火性

PF管は埋設して地中で使える?

地中で使えます!
PF管は合成樹脂特有の耐食性を持ち、微生物による分解や化学変化を受けにくい素材のため、地中埋設配管としても使用できます。
PF管は耐食性に優れています
PF管は地中で使えます

耐食性

PF管の交換時期の目安は?

耐久性は高いですが、設置環境によって交換の目安があります!
PF管は合成樹脂の効果で耐久性にも優れており、屋内の隠蔽配管など紫外線の影響を受けにくい環境であれば、長期間にわたり性能を維持できます。
一方で、屋外の露出配管など常時直射日光にさらされる環境では、紫外線の影響で表面のひび割れや変色、脆化が進みやすくなるため、定期的な点検をおすすめします。とくにPFS管(単層構造)は、PFD管(複層構造)に比べて紫外線の影響を受けやすい傾向があります。
ひび割れ・変色・柔軟性の低下などが見られる場合は、劣化のサインとして交換をご検討ください。過酷な屋外環境で長期使用する場合は、耐候性の高いPFD管への切り替えも有効な対策です。
PF管は耐久性に優れています
PF管は耐久性にも優れています

耐久性・交換時期の目安

ソリッドラインナップ

PF管 一覧

PF管 関連商品一覧

VE管 関連商品一覧