PF管・CD管など電線管の種類と使用する場面

PF管の特徴と使用する場面

PF管は合成樹脂可とう電線管です。自由に曲げることができ、施工性が非常に良いです。合成樹脂のため、耐久性や耐食性にも優れており、屋外使用が可能です。 さらに自消性があるため、露出場所や隠蔽場所でも使用可能です。

PF管使用場面

【 PF管のサイズ選定表 】

電線太さ 電線本数
単線
(㎜)
より線
(㎟)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
CD管および合成樹脂可とう管の最小太さ(菅のよび方)
1.6
2.0
2.6
3.2
5.5
8
14
14
14
14
14
14
16
22
14
14
16
22
14
16
22
22
16
22
22
28
16
22
22
28
22
22
28
28
22
22
28
36
22
28
36
36
 
  14
22
38
14
16
22
22
28
36
28
36
42
28
36
36
42
36
42
42 42    
  60
100
22
28
42                

VE管の特徴と使用する場面

VE管は塩化ビニル製の直管電線管です。熱や直射日光には弱いです。屋内や地中埋設などの使用が原則となります。
VE管の標準色はグレーですが、ベージュ色の製品(未来工業製のJ管など)もあります。

VE管使用場面

CD管の特徴と使用する場面

CD管は合成樹脂可とう電線管の1つです。自消性がなく、直射日光にも弱いため屋外での使用は不可です。電線管として使用する場合はコンクリートに打設するか、金属ダクトや金属電線管に納めなければなりません。

CD管使用場面

FEP管の特徴と使用する場面

FEPは波付硬質合成樹脂電線管です。電線管表面が波付になっており荷重によるたわみが小さく通線しやすい点が特徴です。土中埋設電線管路として広く使用されており、内径30mmから100mmを超える大口径の管路まで構築可能です。

FEP管使用場面

G管の特徴と使用する場面

G管は管の内外面に溶融亜鉛めっきを施した肉厚な金属電線管です。屋外使用が可能で、高い耐候性と衝撃に耐える機械的強度を持っています。

G管使用場面

E管の特徴と使用する場面

E管はねじなし電線管です。ねじ切りをしないことを前提としているため占積率に余裕があります。薄鋼電線管より若干、電線を多く入線することが可能です。薄鋼電線管と同じく、屋内使用が原則です。

E管使用場面

C管の特徴と使用する場面

C管は肉薄な金属電線管で、屋内使用が想定されています。樹脂製の電線管より耐久性、衝撃性が強いものの、耐候性が低いため、屋外使用には不向きです。

C管使用場面

PF管を買う際に気になる疑問点

PF管は屋外で使える?

屋外で使えます!
PF管は合成樹脂で一定の耐候性があり、かつ自己消火性もあるため、屋外使用が可能です。
PF管は耐候性があります

耐候性

PF管は自己消火性があります

自己消火性

PF管は埋設して地中で使える?

地中で使えます!
PF管は合成樹脂の効果で耐食性にも優れています。
微生物の分解による化学変化が起きにくい素材のため、地中でも使用が可能です。
PF管は耐食性に優れています
PF管は地中で使えます

耐食性

PF管は経年劣化しますか?

PF管は経年劣化しにくいです!
PF管は合成樹脂の効果で耐久性にも優れています。
合成樹脂は時間による経年劣化にも強い素材です。
PF管は耐久性に優れています
PF管は耐久性にも優れています

耐久性

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