ソリッドケーブルでは JEITAに加盟し、より安心できる良質な商品の開発を行っています

JEITAについて

JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)・・・日本の「IT・エレクトロニクス産業の発展」を通じて、日本経済の発展と文化の興隆に寄与することを目的に設立された団体。弊社は2016年からJEITAに加盟し、受信システム事業委員会を中心に協会での活動を行っています。

受信システム事業委員会

放送受信に関わる諸問題に対処するとともに、当該業界として必要な協力を行う委員会。 下記会社で構成し、SH・HS・DHマークの審査、登録を行っています。

[構成会社] サン電子(株)、シンクレイヤ(株)、ソリッド(株)、DXアンテナ(株)、日本アンテナ(株)、パナソニック(株)、マスプロ電工(株)

受信システム機器のマーク

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SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク) BS・CS右左旋放送受信帯域に対応した機器のうち、一定以上の性能を有する衛星アンテナ、受信システム機器に付与されるシンボルマークです。

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HSマーク(ハイシールドマーク) 衛星テレビジョンの放送の中間周波数帯域において、一定以上の遮へい性能を有する機器に付与されるシンボルマークです。

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DHマーク(デジタルハイビジョン受信マーク) 一定以上の性能を有するUHF帯域に対応したアンテナ、ブースタに付与されるシンボルマークです。

対応機器 受信帯域
地上デジタル放送
470~710MHz
衛星放送(BS・110度CS)
1032~3224MHz
UHFアンテナ
BS・110度CS右左旋偏波受信アンテナ(有効口径60cm以下のパラボラアンテナ)
SHマーク登録機器
及び他の証明を取得している機器は
HSマークの対象外
ブースタ
分配器(2・3・4・5・6・8分配器)
混合器・分配器(CS・BS/U・V)
壁面端子(1端子・2端子分配型)
直列ユニット(1端子中継型・端末型、2端子中継型・端末型)
1032MHz以上の衛星放送帯域に
対応した衛星アンテナ出力から
テレビ受信機入力端子までの機器
4K8K放送は3224MHzと高い周波数を使用する為、伝送減衰が多くなり、視聴できなくなったり、ブロックノイズが出るなどの障害や電波漏洩により、 無線機器や電子レンジと干渉し障害が発生する場合があります。
古い機器で高周波での性能が悪い機器、電波漏洩の遮へい性に対応していない機器は交換が必要です。

SH / HSマーク登録商品は JEITAで審査された基準を満たしています。

4K8K衛星放送について

4K8Kとは?

4K8K 衛星放送とは?

電波漏洩とは?

遮へい性能の低い機器を使用し、左旋の中間周波数帯電波が漏洩すると、無線サービスへ妨害を与えたり、電子レンジ等の機器から干渉を受け、受信障害が発生する可能性があります。

電波漏洩に関する基準

法制化された基準値より、SH/HSマーク規格値は厳しい値で管理されています

規格 法制化された基準値 SH・HSマーク登録機器規格値
距離3mにおける電界強度(信号帯域幅:33.7561MHz) 46.2dBμV/m以下 40.2dBμV/m以下
対象となる周波数帯(MHz) 2224.41以上 3223.25未満 1032~3224

SH / HS マーク・電波漏洩に関するQ&A

A. SHマーク登録制度運営規定があり、製品群ごとに電気的性能、構造、電波漏洩に関する性能が規定されており、その基準を全て満たしている製品にSHマークが付与されています。

●電気的性能
10端子程度の戸建住宅をモデル化し、一般的に使用される機器の電気的性能が規定されています。
利得、分配損失、挿入損失、結合損失、通過損失、阻止帯域減衰量など機器毎に様々な電気的性能の規定があります。

●構造
下記の特長を有しています。
・イミュニティ(妨害排除能力)を考慮した金属等導電性の筐体で覆われたシールド構造
・同軸ケーブルとの接続部分は、C15形コネクタ、またはC15形コネクタ同等以上のコネクタ
・塵埃などが入りにくい構造とし、屋外に設置されるものは防滴構造

●電波漏洩に関する性能
・SHマークは電波漏洩に関する基準に適合しています。
A. SHマークは電気的性能、構造、電波漏洩に関する基準を全て満たしているのに対し、HSマークは電波漏洩に関する基準に適合しています。
A. 各シンボルマークの登録機種一覧は、JEITAのウェブサイトで公開しています。

▼SHマーク
リンク先ページ内『スーパーハイビジョン受信マーク(SHマーク)登録機種一覧表』をご参照ください

▼HSマーク
リンク先ページ内『ハイシールドマーク(HSマーク)登録機種一覧表』をご参照ください
A. 電波の漏洩を遮へいする性能が低い受信システム機器を使用してBS・110度CS左旋の信号を伝送すると、遮へい性能が低い部分から左旋の信号が漏洩(与干渉)し、通信速度の低下等、他の無線サービスへ影響を与えます。また、遮へい性能が低い部分に外部の無線機器等からの電波が混入(被干渉)し、受信障害が発生します。